今年の住民税納付額が大変なことになってるよママン

わかってはいたものの、いざ支払通知書がくるとダメージはさらに倍。昨年はストックオプション行使とか一時所得もあってやや潤ったものの、こういった形で翌年に直撃されると胃が痛くなる。

・所得税率の税率変更(10%〜37%の4段階→5%〜40%の6段階へ)
・住民税率の一本化(一律10%)
・定率減税の廃止(住民税所得割額の7.5%、上限2万円)

のトリプルコンボでもう大変なことに。(といっても定率減税を除くと税源移譲による負担割合が変わるだけなので負担額は変わらんのだが)
ともあれ来月の支払額はめんたま飛び出る万円。すでに勤労意欲はゼロでございます。さようなら本日。おおはらよ、寝てしまうとはなにごとじゃ

均等割(一律4,000円)もこっそり財布から抜くコソ泥のようで腹立たしい。

さらにとってつけたような説明書の
「ただし、定率減税の廃止やみなさんの収入の増減などで負担額は増減しますので、ご留意ください」
にも腹が立った。負担額は増加しましたがなにか。ああ払うよ払いますともよ。今日はこれぐらいにしといたるわ(めだか師匠)。

課税所得の圧縮を誓う秋の空
(注:季語は「圧縮」)
(注:今は6月です)

ちなみに給与所得者だと天引き&平準化で財布直撃の痛みを味わえないので、ぜひ普通徴収に切り替えて年4回の財布直撃の痛みを共有しようではないか。こんな痛みなかなか味わえない。マジおすすめ。

それに加えて社会保険料ときたら(以下次号)

平田弘史「大地獄城」と「復讐つんではくずし」を読み比べる

大地獄城
http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=heavensdooror-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4883792323&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr

平田弘史劇画創世期傑作選(「復讐つんではくずし」収録)

http://www.laputa.ne.jp/hirata/hirata.html

結論から書くと、オリジナルの「復讐つんではくずし」の圧勝。
リメイクされた「大地獄城」は画風も全盛期の平田先生のそれでなじみがあるので読みやすい。若干の設定の違い(太平の歯を切り落とすのが大殿だったり囚人たちの苦役の形式が違ったりなど)はあるものの、ほぼオリジナルを踏襲したストーリー展開。だが「復讐つんではくずし」を初めて読んだときの「何か非常にいけないものを見てしまったが見てしまった以上下には戻れない異常感覚」に襲われることもなく安心して読めた。(まあ内容はほぼ同じなのだが)
とはいえリメイクの本作でも大殿の重盛(オリジナルでは利高)に対する仕打ちの描写は目を覆うばかりで、歯を全部切り落とされ目と耳を削がれ片目を空洞にされた大殿の描写は平田先生以外には描けない圧倒的な迫力を産んでいる(くどいがオリジナルのほうが描写はきついよ)。

それにしてもオリジナル掲載時著者23歳、リメイク時31歳。天才の業とはまさにこれか。
挿絵調の画風が異様な迫力を生んでいるオリジナル「復讐つんではくずし」は一生に一度は読め。

このあたりも参照

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_21d4.html