SOAの現実的な推進法

@IT:[Interview] CORBAの第一人者が語る“現実的なSOAの推進法”

SOA花盛りの昨今(すでにもう食傷気味)、ベンダのあおりではないコメントを探していたら
こういうタイトルに出会った。でもまあ実際は売り込み記事だったわけだが。
とどのつまり、既存のシステム投資をムダにしないようにラッピングして
メッセージングドリブンにつないでいく、というだけの話なわけだ。

ビジネスプロセスの可視化とそのためのBPEL利用が大流行だというのはとにかく、
特に日本企業でビジネスプロセスが確立していない現状に対する提言や議論が
ほとんど出てこないのはいつもながらストレスであって、こういうことを言っても
もうかるネタにはつながりにくいからどこも言わないのだろう。
かくして技術に疎いユーザー企業と製品を売り込みたいベンダのエゴがかみあわない
会話を生んで、効果のないSOA製品が導入されるわけだ。めでたしめでたし。

揚げ餃子の美味い店

ふと思い立ち、新橋のお気に入りの店に行く。月曜とあってがらがら。
この店で一番美味いのはいかにも古い油を使った風なのになぜか美味い揚げ餃子だ。
20個ほど食い終わってから、そういえば餃子におかしなものが混入されてるのが
事件になっていたことに気付いた。テレビも新聞も読まないとこういう動きにとんと弱くなる。
でもまあ気にするな。さらに10個食べて店を後にする。

激美味で激安のわりに流行らない店なので、みんなで行ってあげてくだちい。
私の紹介で、とか言うと長居できる時間が増えるかもしれない。

龍麺亭
http://www.geocities.co.jp/Foodpia/6118/index.html

blogは見出しと標題で淘汰される

書き出しが下手なblogエントリは読まれないものと思え。

blogエントリを読むだけで日が暮れてしまうので、最近は見出し読みばかりしている。はてなの場合は頭1000文字まで見出し表示できるので、よほど関心を惹かれないかぎりたいていはこのレベルで読んで済ませる。この読み方は一件効率的だが、いわゆるツカミとか書き出しの文章がへたっぴなエントリはせっかくいい内容が書いてあっても読み飛ばされるリスクもあるわけだ。まあこのエントリみたいなテキストと帯域の無駄遣いみたいな代物が世にあふれかえっているのを全部読む義理もないので、書き出しが下手なエントリはそもそも実力不足であったものとあきらめろ。

RSSリーダーの場合はさらに極端で、タイトル読みで終わるものがほとんど。これもまたタイトルつけるのが下手なエントリは軽く読み流されるわけで、数多あるブロガー(この言い方はあまり好きではない)は読まれるための工夫を無意識または意識的にしないと路上での独り言とやってることは変わらないので激しく要注意。

で、結局よく読むblogは初期に登録していた少数のうまい書き手に限定されるわけだ。温故知新。ちがうか。エントリに目を通す側の目は日々肥えてしまい刺激に疎くなり感覚が鈍磨する。そんな中で人気blogを保つのはけっこう大変な努力を要するはずだがまあ気楽にやってくれ。

もちろんありがちな本日の日記めいたエントリは、よほど読ませる工夫がないかぎり軽くスルーされる。速いだけ、工夫なし、垂れ流しのテキストは見る側によってはそのままゴミになるので注意。以上自戒をこめてみた。

大人用ドリルの購入層をあえて小馬鹿にしてみる

大人のドリルが120万部を突破したとのこと。何が売れるかわからないものだが、この手の書籍が出ることに常々違和感を持っている身として、あえてこれらの購入層を小馬鹿にしてみようと思う。

痴呆症対策とか老人ホームでのニーズがあるのはわかる。本人たちはもとより、周辺で介護されているみなさま(おそらく私には絶対できないので素直に尊敬する)にとって目に見える形でメリットがでるわけだし。だが痴呆でもなく老人でもないそこらへんにいる普通の大人がこれらを購入して首尾よく成果が出て脳の働きを活発にし、老化を防いだ先にすることはなにか。長生きできるようになるのかそりゃ結構。むやみに長生きしてそうでなくてもただでさえ上がつかえている日本の成長にさらにブレーキをかけるつもりか。痴呆が止まっても知識が向上するわけではないので、今の頭の悪さをそれ以上低下させないという迷惑レベル維持にとどまる活動であることに気付け。せいぜい健康に留意して100歳までゲートボールでもしていてくださいお願いですから。

こういう本を買って悦に入っている暇があれば同じだけのパワーをかけて普通の書籍を読め。物事を覚える努力をしろ。新しいことに手を出せ。大人のドリルなどという一度通過した道にあえて踏み込んで後ろ向きの達成感に浸っている輩はそれだけで知的に怠惰であることに無自覚な端的にいえばなまけものである。

そしていうまでもないことだが、私はドリルが苦手である。

公認会計士法改正

第156回国会における金融庁関連法律案

ということで国会を通過したらしい。
会計士補の記述は全面削除。経過措置はあるようだが
基本的に2年後に剥奪されるものと考えておいたほうがよい。
崖っぷちに追い込まれているわけだが、この状況は状況で
楽しみながら全力を投じればよろし。

しかし法律の原文は相変わらず読みにくい。

カード明細

ここ数ヶ月の明細ダイエット計画が功を奏して、行数と金額は減る一方。よしよし。
あとは使ってないプロバイダの解約を残すのみ。解約手続きはどこもかしこも
めんどくさいのが常なのでこのハードルはやや面倒。

一方、アマゾンの買い物予備軍リストは20万円超えていた。
そろそろワンクリックするか。まあほっておけ。

で、カード話ついでに
知人が「カード買い物しすぎてピンチ、ボーナスで補填しなきゃー」とかぼやいてた。
いい年こいて家族持ちだというのにのんきなコメントだ。ボーナスって本来出るもの
じゃないはずだがそのあたりどう考えてんだかと胸倉つかんで軽やかに説教したくなったが
大人なので黙っていることにする。

カード地獄に足を踏み入れかけている人はとりあえず
・預金残高余力(引き落としに対する猶予)の設定
・残高余力を維持できるようになるまでカード取り上げ
の二点を実践されたい。とりあげたカードは金庫にしまうか、私に預けよう。
代わりに浪費してあげます←こら

一度カードなしレシートなし紙幣のみ財布で外出してみよう。
身軽ですっきりするぞ。

イノセンス、受賞を逃がす

パルムドールはマイケル・ムーアの華氏911。
まあ受賞よりノミネートされるほうがハードル高かったと思うし、パルムドールの
過去受賞作品からみて今回受賞してもあまり嬉しいものではない
(動員をまた呼び込めるという意味では歓迎だが)ので受賞を逃がしたことは
それほど残念ではない。監督たちはとぼとぼと帰国してくることであろう。

ストーリーはさておき、現段階で究極の映像美を全身で観賞する機会を逸した方は
品川アイマックスへ小走りすべし。6/25まで上映中。

スクーターがほしい

クルマの購入を先延ばしにしたので、それまでのつなぎにスクーターがほしくなった。
ちょっとした移動に自転車はしんどいし(老人かよ)、原チャリだとちょっと足伸ばして
隣の市区ぐらいまでは行けるだろうから。

幅をとるごついスクーターは嫌いなので、ちんまりしたのを探す。スズキのチョイノリとか、
お買い物バイクぽくて小さくて手ごろなので好きなんだが、おじさん仕様ではないのだろうな。

http://www1.suzuki.co.jp/motor/choinori/

あとはヤマハのヴィーノとか。
http://www.yamaha-motor.jp/mc/lineup/scooter/vino/index.html

やや迷う。

イノセンス見納め

5/9:10度目の来場、11回目の観賞。@品川アイマックスシアター

なんと大型連休最終日だそうな。
5/13でアイマックスの上映は終わるので、あわてて見に行く。
最終回にしては人の入りもよく、後部席真ん中はけっこう埋まってたり。
11回見ても感動はひとしお。次はDVDでお会いしましょう。
衛星から私の一部がロードされてるだけなのに涙が流れるのはなぜでしょう。
さすがに長時間座り続けて腰痛い。人間はかくも不完全な存在である。

ロマンアルバム2501も買わねばだ。

キル・ビル vol.2(バレあり)

ようやく見た。二本合わせて一つの作品であることがようやく理解できる。
サントラまで買っちゃったよ。

以下バレ含め所感。
・アニメパートは前作で使い切ったらしい。なんてこった。
・俺のかわいそうなソフィが登場しない。なんてこった。
今回で両足ももがれてダルマになると期待してたのだが←するな
・とりあえず、生き埋めと毒蛇に噛まれて死ぬのはいやです。
・パイ=メイ先生、拳法の達人のわりにあっさり毒殺されるなよ。
・エル=ドライバーの笑いはブレランのプリスそのもの。ああやっと還ってきた。
・よいこは便器にもぐってはいけません。
・体的に勝負は一撃必殺で決まる。前作と違うカタルシス。

ところで今回のVol.2、六本木バージンシネマズ(東宝シネマズ)では
プレミアム上映なり。3000円と高いけど1フリードリンク、ガラスコップ
持ち込みOK、広々座席のTHX音響は考えられるかぎりの贅を尽くした
環境といえる。品川アイマックシアターと並んで愛用決定。