投稿者: kan65535
blog cat
うまく表示されておるだろうか。
だめだめ電子ブックリーダー
グレッグ・イーガン「しあわせの理由」が大変よろしかったので、原書をアマゾンからダウンロードしてみる(しかしAcrobatのe-Bookの使い方はわかりにくすぎ。なんとかしろ)。PCの画面で小説を読むのは正直きついので、こういうときに電子ブックリーダーを使いたくなるわけだが、調べてみると主流なのは松下とかソニーの製品らしい。あと東芝。
http://arena.nikkeibp.co.jp/rev/av/20040519/108621/
SDメモリーカード対メモリースティック。どちらも数10〜数100MBの容量。てか
ま た 独 自 規 格 戦 争 か よ
こんなのにつきあう義理はないので購入は見送ることにする。電池式でたかだか数十冊分の書籍データしか入らなくて独自形式ファイル。今年は電子ブック元年だそうだが、だめだめもいいとこ。電子ブックすべり元年と言い換えとけ。
もうアップルが巨大なiPodまたはNewton(懐かしい)の形状で電子ブックリーダー出してくれ。著作権クリアしてコピー一回のみ消費期限付きテキストを60GHDDに満載したソーラー端末。カバンの中には世界文学全集。商品名はiReaderで決まり。(iBookだとかぶっちゃうし)
泣き笑い
泣きながら笑って読んだ。191の命令口調になる母とか、最高。ちなみに我が母はiモードに申し込んでいないのでまだ携帯メールのやりとりができていない。面白いので今度申し込ませておくことに決めた。
しかし親というものはありがたい。生きているうちにネタに、もとい大事にしたいものである。
一円会社定着化は資本充実の原則に反しないのか
起業の敷居が低くなるのはまあいいとして、S56商法改正の最低資本金制度は資本充実の原則重視から来たんじゃねえのかと普通に疑問をもってしまうのだ。場当たり改正といわれる所以で、法制審議会って学者も入ってるんだろが。それでいてその時世でやることにつじつまがあわなくなるわけだな。おめでてえな。責任者出て来い。いやめんどくさいから来なくてよい。
有限会社制度の撤廃というのも、むやみにオーバースペックな会社が乱立する懸念があるけど誰かこの懸念に対して対策を考えてる奴はいるのか。いないのだろうな。
へたっぴバイオリン
ここ連日の猛暑でへばっている。気持ちも下降気味で、果たして残りの人生無事に乗り切ることができるのかどうか不安になる。(おおげさ)
と、隣のマンションに最近越してきた一家の娘(勝手に14歳と設定)の奏でるへたっぴなバイオリンの音がきこえてくる。一般的にバイオリンの音は一定以上に訓練されない限り弓と弦の摩擦音以上になることはないわけだが、この娘のへたっぴぶりは群を抜いている。それはもうしずかちゃんのバイオリンやジャイアンリサイタル並みにへたっぴであり、脳神経をかきまわし、弱った胃腸を直撃だ。へたっぴコンテストなら埼玉県大会決勝間違いなし。わはは。ということで、世の中どんなにだめでどうしようもなくてもがんばる人がいることを実感してすっかり元気を回復する。ありがとうへたっぴバイオリン娘。何の落ち度もないのにここでこんなにいいたい放題言われてしまったへたっぴバイオリン娘の残りの人生に幸あれ。
スチームボーイ
初日を鑑賞。以下かつてから現在に至る現役大友オタとしての感想を。
蒸気と空を飛ぶ城、それが動いて崩れるだけのさまを見せ続けるのにこれだけたっぷりの時間を費やしたことにまず敬意を表したい。大友さん、本当に構造物を崩壊させるのが好きなんだなと心底実感した。蒸気と崩壊でおなかいっぱいだし、1800円は蒸気と崩壊で元がとれる。「大砲の街」は蒸気描写の予行演習だったことがわかる。
脚本はいろいろ言われているようにアラありまくりで完成度はいまひとつ。特に中だるみが目立ってしまってテンポのいい序盤と終盤がもったいなくなっている。万国博準備のくだりは適当にはしょっちゃって、もうクライマックスにいってもよかったのでは。
クライマックスの後半が長くてだれるという意見もあるが、それ自身を延々と見せるのが目的なことは重々承知だしそれを全身で味わうのが製作者への礼儀だと思うのでそれこそ全身で堪能してだれる暇はなかった。蒸気と崩壊だけでよくぞここまで魅了してくれたという感じ。
キャラクターの行動がいまひとつ不可解なこと(エドワード博士は撃たれてどっかいっちゃうし、突然戻ってくるし。ロイド博士はしろと運命をともにするとかいってともにしてないし。アルフレッドがレイを手づかみマシーンで襲う必然性ってあまりないよなあ)が多かったものの、レイの科学に対する好奇心はいまひとつ踏み込み不足。スカーレットの拝金主義ぶりは見たまんま善人が跋扈するよりは心地よい。もっともエマのほうが美人でキャラ立ってたので、ヒロインはエマがよかったですよ。脚本の初期段階ではそうなっていたらしいが。滑舌が悪いと評判のロイド博士だが、老人キャラの滑舌なんてあんなものだろ。むしろあの頑固っぷりがいい味出してた。
全体的には大友的オリジナリティは少ないものの、子供向けエンタテインメントとしては上出来で個人的にもかなり満足。準備期間が長すぎたが、よく練られた良作に仕上がっている。続編も製作決定だそうなので、今度はあまり長い準備期間でなく新しい作品を見せてほしい。
銀座でインドカレー
イーストラニーhttp://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant//Kanto/Tokyo/guide/0203/P001071.html
平日夜なのに客は皆無。ややペーストきつすぎの本格インドカレー。カレー+ナン+サラダ+サモサ+マトンブリアニ+ドリンクで3,500円也とお高めなのが客が少ない理由とみた。銀座価格だあね。
イノセンス見納め
6/25で上映終了につき、急遽本日見納めデー。12回目の来場、13回目。きりがよい。
もうあの大画面でオープニングや祭礼を見ることができないかと思うと落涙を禁じえない。
アイマックス、平日だというのに千客万来。目が肥えたファンばかり来ていた模様。
次にアイマックスに足を運んだとき、同じ感動が待っているのだろか。
参加意識の低いお客への
もういい加減慣れっことはいえ、何かを変革しようとするときの言い訳としてのあれができないこれができないそうはいってもねという言説にうんざりする日々。あのね、コンサルタントとして入ってるだけであってここは俺の会社じゃなくてあなたの会社なの。極端な話、私はあなたの会社の命運なんかどうでもよくてやばくなったら逃げるだけ。そんな輩に会社の命運を託すような物事を頼まないでくれ頼むから。できない言い訳は聞き飽きたからどうしたらできるかを考えようといってるの。お題にあがってないテーマについて半分ぼやきと茶飲み話の議論されても何も解決にも改善にも向かわないの。今日が晴れだから明日も晴れか。来年の同じ日付は同じ天気なのか。そんな予測が当たりっこないのに何の根拠もなく自分のいる組織の命運を楽天的にとらえるのはやめろ。とかいいたいことは山ほどあれど大人なので黙ってる。←ここに書いちゃったが。
物事を積極的に判断することで責任がかぶってくるのを無意識にみな回避しているということなわけだが、こうも露骨に責任のがれする人がそろうとこの会社の先行きもたいそう不安になるのだ。まあ私はやばくなったら逃げるだけ。コンサルタントはクライアントの器以上の仕事はできないのは百も承知だが、こうも参加意識の低い人ばかり集まると本当にろくなことないなと実感する。断言してもいいが、あなたがたの会社はこのままではじり貧だ。転げ落ちるときはあっという間なので、そうなる前に自覚を持て。