ライブドア粉飾の手口は具体的には

こういうことなんでしょうか。報道が断片的で肝心の粉飾の中身についてちゃんと触れてるものが少ないので、以下推測で覚え書き。

今回の粉飾疑惑としてあげられているのはいくつかあるが、注目されているのは
・投資事業組合を通じたロイヤル信販、キューズ・ネットの子会社化にともなう粉飾
のようなので、とりあえずそれについてのみ。

LD→(非開示だが実質的支配)→投資事業組合→ロイヤル信販、キューズ・ネット

という状態で
・投資事業組合があらかじめ2社の株式を100%取得しておく
・ロイヤル信販、キューズ・ネットを株式交換で買収すると発表
・本来ロイヤル信販、キューズ・ネットの株主に割り当てられる自社株を投資事業組合に割り当て
・投資事業組合が相対でLDの自社株を売却し、売却益を獲得
・支配関係を通じて、LDの連結決算に売却益が反映される
・決算を反映して株価上昇
・また別の会社を買収
・以下ループ
ということなのでしょうか。

自社株なので本来利益にはならないのが投資事業組合を通じて売却することであたかも利益になるようにし、LDの連結決算を実態よりよく見せる、という手口なのではないかと。まあ事実関係ははこれから解明ということで。

自社株の売却は本来資本取引なので利益ではないのが投資事業組合を通じて売却することで利益計上し、本体の決算に反映するよう細工した、というのがポイントかな。

もうひとつ、株式交換で取得した子会社について連結調整勘定(のれん)を形状しないようにして、のれん償却費用負担を回避して決算をよくみせようという手口を使ってたという疑惑があるようです。株式交換による買収は時価によるのれん計上(パーチェス法)と簿価によるのれん計上回避(持分プーリング法)の二種類が認められてますが、後者は例外的なケースなのを無理やり適用した、というケースかもしれません。これも事実関係がよくわからんので推測。

そろそろ確定申告の準備を(仲間由紀恵談)

http://www.nta.go.jp/h17/kakutei/kouhou.htm

仲間由紀恵さんのカウントダウン機能つきスクリーンセーバーというのを見ただけで特定の一名の方(注:ポケモンが好き)を思い浮かべたわけだが、それはさておき今年もバイトシーズン到来ということで。とりあえず自分の分ということで証憑の整理から。いそいそ←なぜか証憑整理が好き

BearingPointが上場廃止?

※まだ確定したわけではないので「?」としました

http://biz.yahoo.com/e/051223/be8-k.html

Form 10-Kが年内に締まらないとやばい、とか言われてたけど結局締まらなかったのね。3月までに締まらないとNYSEの監理ポスト行きだそうな。諸行無常。Andersenがつぶれてコンサルティング事業が監査法人と袂を分けて名前を変えてなんとか存続したわけだが、二回目の父さん(身売りとか解体かも)も近いってことかな。元従業員としてはなかなか複雑なものがある。実は今もメールベースのスタッフとしてスタッフルームに精神的に常駐してるわけだが。スタッフかよ。おねいさんお元気ですか。←ここで呼びかけてどうする。

新会社法関連の良書が見つかりにくい件

「新『会社法』詳解」と「新会社法のすべてQ&A」を購入。新会社法関連はいわゆる学者本(鈴木竹雄先生のやつとか)と実務本(猿でもわかる系)の間に相当するのがなかなか見つからないので苦労したが、この二册はそこそこバランスがとれている模様。どちらかというと教えてもらうより教える側なので生半可な知識ではまずいのが悩みどころではある。

http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=heavensdooror-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4502933503&=1&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifrhttp://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=heavensdooror-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4502932507&=1&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000ff&bc1=000000&bg1=ffffff&f=ifr

定率減税全廃だそうだが

記事

景気対策目的での減税には首をかしげてしまうので今回の扱いは特に反対ではない。税制はシンプルなのが一番なので租税特別措置法もついでに全廃してくれると有り難いのだが世の中そううまくはできてなくて、そしてこっそりちびちび税率が上げられている住民税は地雷のようなものか。今年度分もう納付しちゃったからいいけど。←怒りが再燃している模様

会計士の職業病とわ

・数字の入った書類を見るとまず最初に検算しないと安心できない。
・同じく数字入り書類で、金額表示(単位:千円とか)が入ってないと落ち着かない。
・Excelワークシートの計算式チェックは印刷して電卓入れて確かめる。(私だけか?)
・各種ドキュメントに書かれている記述について、無意識に証跡をたどろうとする。または、証跡がない記述を無意識に疑う。
・やることなすこと、職業的懐疑心がともなう。
・もろもろの分析は、試査による。

監査実務から離れてだいぶたつのでかなり普通に戻ってきたものの、今でも完全には抜けきらない。てか最後のやつなんてただのなまけものじゃん。職業病というか、職業教育というのは一生ひきずるから侮れないですな。以上、保険がきかない病気関連の話題でした。

住民税の金額が今年もとんでもない件

今年も納税通知書がやってくる。例によって火の玉万円払う羽目になっており、改めて公共サービスの受益感とのギャップに血圧が上がる。この金額、銀座で何回豪遊できるかわからんぞ。そのうえ所得割を一律10%に引き上げるとかいうふざけた法案が検討されてるらしい。殺すぞ。

それはさておき、仮に会社員でも住民税は特別徴収(給与天引き)ではなく普通徴収にして重みを毎年ずしりと味わう後ろ向きな醍醐味がたまらないはずなので関係諸兄は遅滞なく来年から普通徴収にしてみることを推奨する。納税意識は自分で払うところから生まれるのだよ。

トレンドマイクロの監査人は中央青山

ちなみにこの会社、一橋の竹内教授なんていう意外な方が取締役だったりする。

今回のトラブルは別に監査人のせいではないのでなんということはないわけだが、なんか「問題企業の監査人」みたいなレッテルが定着しつつあるこの頃。ちょっと気の毒になってくる。ちなみに私の所属組織はSymantec AntiVirusを使っているため影響なし。